松本から、紅葉の峠を越え越え、4時間かけて。

行ってきました。
「工芸都市高岡クラフトコンペティション」

高岡クラフトについては、よければ
2008年の日記「11/09 クラフトのねだん」
読んでいただきたい。


入選・入賞した作品の数々をみて回る。
作者と作品名を示すカードには、
例年どおり、販売価格も書かれている。

気に入ったものは、買える。

審査員が作品を選考する
コンペ形式のクラフトの作品展で、
堂々と販売価格を表示しているのはめずらしい。


購入希望のある作品には、
カードにシールが貼られる。

作品の販売は原則として現品限りではない。
だから、人気のある作品には、
複数、たくさんのシールが貼られるわけだ。

なので今年は、
あえて最終日の前日に観た。
その人気の度合い、売れ行きを確認したかったからだ。

自分が『これ、いいなぁ』と思うものと、
実際の売れ行き、シールの数。
一致することもあれば、そうでないことも。

それに一喜一憂しているわけではない。
大事なのは“不一致”に対し、謙虚になること。
そう思っている。

だから、高岡では今年も、
たくさん反省しました?


そんな高岡クラフト、
今年は11月下旬に、東京でも開催される。

一地方都市で開催されるだけではモッタイナイ。
作品レベルも高いと思うし、
多くの人に見てもらうことは、いいことだ。

首都圏にお住まいのクラフト好きのみなさん、
お時間あれば。

行って、反省する必要はありません。
もちろん。


■ 2009/11/06 ■



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Illustration:Motoko Umeda
2008年4月〜2011年3月 工房創成期の軌跡
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だから今年も高岡反省行