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 ある日、クルマで安曇野を走っていたら、
 道ばたに、
 
 「ここは安曇野 気をつけて」
 
 という看板を見かけた。
 
 ふーん…。
 このカンバン、ふた通りに解釈できます。
 
 [解釈1]
 安曇野は、ステキなところなんで、
 事故で悲しい目に遭わないよう、気をつけて走ってね
 
 [解釈2]
 安曇野は、キケンがいっぱい
 事故のリスクが高いから、気をつけて走ってね
 
 こんなふうに、ね。
 ま、正解は[1]なんだろうけど。
 
 
 でも。たとえば、「安曇野」を
 運転が荒いと評判の「大阪」に変えたら、どうでしょう?
 
 「ここは大阪 気をつけて」
 
 こんな看板が道ばたに立ってたら、
 大半のひとが、[2]と解釈するでしょう…?
 ※大阪を中傷してるわけではないです。
 わたし、大阪出身ですから。
 
 
 余談ですが。
 安曇野というか、松本でも、
 [解釈2]というばあいも。
 
 この地に移り住んだ人が、
 クルマを運転したとき、ビックリするのは、
 交差点にさしかかったとき。
 
 強引な右折をするクルマが多いのだ。
 
 あなたの前を行くクルマが左折するとき、
 対向車線に右折車がいるなら、
 あなたが直進する、左折するにかかわらず、
 気を抜いてはイケマセン。
 
 前のクルマの左折に乗じて、
 右折車が、交差点に特攻を仕掛けてきます。
 
 この現象、
 web百科事典、ウィキペディアに
 「松本走り」で、
 記事があるくらいなのだ。
 
 
 今月最後の土日には、松本でクラフトフェアがあります。
 レンタカーで松本や安曇野を走る予定のある方、
 ご注意あそばせ。
 
 「ここは安曇野・松本 気をつけて」
 
 クラフト好きの方へ、
 [1]と[2]、両方のメッセージをこめて。
 
 
 ■ 2009/05/19 ■
 
 
      
 
  archives Illustration:Motoko Umeda
 
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