ラジオから
竹内まりやとアースウインド・アンド・ファイアーの歌が。
セプテンバー♪ 9月です。

いやぁ、天候不順の夏でした。
次々と湧き立つ雲。
そして、アルプスの山々は見えない。

おーい、ジョウネンダケー!

登りたいのに、
天気が悪くて、いまだ果たせずにいる。


常念岳。
いつ見ても、イイなぁと思う。
開けたところに出ると、その姿をさがしてしまう。

登りたくなるのは当然の帰結だ。
幾百、幾千回と眺めていれば、そうなる。

で、昨年の夏、初めて登った。


2007年8月のある日。雨上がり、快晴。
標高2857mの山頂で。

眼下には松本平。
都市と田園が共存する豊かなる風景。

振り向けば、北アルプスのパノラマ・ビュー。
槍ヶ岳に穂高岳といった3000mクラスの山々が
目線の高さ、正面にある。

東西南北、目を凝らして峰々を確認。
遠くは栃木県の山、男体山まで見えた。


常念岳で得た、個人的格言。
「高いところには行ってみるもんだ」
山を登ることは、思索的、哲学的行為だと思う。
山が、登山が信仰の対象になるのも、理解できる。

おーい、ジョウネンダケー!

しかし、今週末も雨の予報。
計画は、また先延ばし。
ひと月もすれば、北アルプスは紅葉の盛りを迎え、
10月中旬には雪が降る。


■ 2008/09/04 ■



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Illustration:Motoko Umeda
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